JYCフォーラムは自分らしく暮らしていける社会を目指した「若者」に携わる実践者のネットワーク団体です。

分科会1

ひきこもる家庭への支援

ひきこもりの長期高年齢化が各地で報告されています。就職氷河期の影響を受けて不安定な就労を余儀なくされた若者が40代を迎え始めました。家族も高齢化し、体力気力の衰えや介護などの問題に直面しています。ひきこもりを問題視する地域性や人間関係は、依然として本人や家族によるSOSを出しにくくしているといえるでしょう。一方で2015年に始まった生活困窮者支援の窓口には「8050問題」と言われるように、生活が行き詰まった家族からの相談が寄せられるようになりました。貧困や家族全体の孤立など生活問題が多様化し、従来のひきこもり支援に限らない多角的なアプローチが必要とされています。また地域での生活者として家族を捉えると、個々人の生活の質を向上するという視点での支援の可能性も見えてきます。孤立を防ぎ地域で共に生きていくという観点から、本人、家族、地域の視点を交え、多職種による支援について考えます。

コーディネーター 島田朋子さん(とやま大地の会/富山)

           川北稔さん(愛知教育大学/愛知)

コメンテーター  中川健史さん(NPO法人仕事工房ポポロ/岐阜)

           鈴木美登里さん(名古屋市仕事・暮らし自立サポートセンター大曽根/愛知)

レポーター    湯浅雄偉さん・馬場さとみさん(NPO法人コミュニティワーク研究実践センター/北海道)

           板垣淑子さん(NHK名古屋放送局 報道部/愛知)

           米谷貞吉さん・米谷豊さん(とやま大地の会/富山)

           長島美稚子さん(北陸内観研修所/富山)

 

当日タイムテーブル(変更になる場合があります)

<1日目 16:00~18:00>
板垣さん報告

中川さんコメント。コメントを受けて板垣さんの応答(20分程度)

会場との質疑応答。レポーターの方からも発言をしていただき、
翌日以降の議論につなげる(60分)

<2日目 9:30~11:30>

湯浅さん・馬場さん報告(20分)
米谷さん報告(20分)
長島さん報告(20分)

コメンテーターから(中川さん)コメント(10分)
会場との質疑応答(50分)

<3日目 12:30~14:30>

交流会
・1部、2部の簡単なまとめ
・1部、2部を通じて、付箋に書かれた質問を全体で共有
・グループごとに交流、議論
・グループ活動の終了後、1部、2部、3部を通じて集まった質問や、議論の結果を再度共有し、レポーターやコメンテーターにコメントをもらう

事業内容

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