若者とともに語りあい、未来に一歩踏み出すための場づくり

第6回ワークショップレポート

『ひきこもりやニートが町おこし!?
~「中間的就労(仕事おこし)」という社会とのつながりを探る~』

1月24日に白河市にて「全国若者・ひきこもり協同実践交流会」第6回プレワークショップを行いました。
今回の講師は、古村伸宏さんと村岡佐由里さんのおふたり。
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古村さんは、日本労働者協同組合連合(ワーカーズコープ)の専務理事を務めていらっしゃいます。ユニークな自己紹介で会場をあたためてくださったあと、組織の成り立ちと理念を説明してくださり、その理念のもと展開してきた取り組みの数々を紹介してくださいました。
印象的だったのは、「雇用労働ではなく協同労働」というお話。ワーカーズコープは、雇われずに自分たちで仕事をつくりだし地域づくりに貢献する、というところからスタートしており、自分たちで自分たちの地域をよくしていくように日々活動されているとのこと。さらに、「労協ブランド清掃方式」についてのお話では「自分たちの仕事は何のためにあるのか」「自分たちが働けていればそれでいいわけではない」とのお話もあり、非常に考えさせられました。
よりよい仕事をしていこう、みんなでしていこう――協同実践なのだと、古村さんはおっしゃっていました。
 
村岡さんは、秋田県の藤里町社会福祉協議会で相談業務に携わっている方です。「目的は行商です!」と話し、藤里町社会福祉協議会で売り出しているキッシュなどの紹介をするというインパクトあるスタートでした。
藤里町の社会福祉協議会は、ひきこもり支援の事例として有名ですが、村岡さんは「対象を決めてやってきたわけではなかった」と語っていました。地域に福祉ニーズがあったから、それに応じて変化してきた。それが「藤里方式」とのこと。ニーズに対応して動いてみると人が集まり、そこでさらなるニーズが出てくるので対応する――そのサイクルを繰り返しながら、町民みんなに役割があり生涯現役でいられる町を目指しているとのお話でした。藤里町のみんなと一緒に、若者もお年寄りもみんなが暮らしていける地域づくりをしているところが、とても印象的でした。
 
講師からお話を聞いた後は、いくつかのテーブルに分かれての意見交換でした。
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「もっと古村さんのお話しを聞きたい」「もっと村岡さんのお話しを聞きたい」「『地域と協働する』視点で話したい」「『若者と協働する』視点で話したい」この4つをテーマとしましたが、どのテーブルも大変盛り上がっていました。特に、講師のお話をもっときくテーブルでは、質疑応答だけでなく参加者の方の現場の話も出され、そこから議論が深まっていく様子が見られました。あまりに盛り上がりすぎて、途中の席替えタイムでもほとんどの方が移動せず、夢中になっていました。
 
県内各地で実施してきたワークショップも、今回が最後。来月はいよいよ、「第11回 全国若者・ひきこもり協同実践交流会inふくしま」本番です。これまで各ワークショップで積み上げられた議論が、さらに深まっていくことが期待されます。ぜひ、ご参加ください!

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